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【医師監修】アンチエイジングとは?老けて見えない若々しさを保つ方法

老化を抑えることを意味するのが、アンチエイジング。
「顔のシワが増えてきた」「肌のハリがなくなってきた」といった悩みは、年齢を重ねるごとに抱きやすい悩みです。

年齢による身体の変化は自然なことではありますが、「できるだけ若々しい姿を保ちたい」「実年齢よりも若く見られたい」と思う方は多くいらっしゃいます。
そこで今回は、アンチエイジングとは何かを解説しながら、アンチエイジングの方法についてもご紹介します。

アンチエイジングとは

アンチエイジング(anti-aging)とは老化を抑えることで、日本語で抵抗を意味するanti、老化・加齢を意味するagingが組み合わさった言葉です。

アンチエイジングといえば美容のイメージが強いかもしれませんが、医療分野でも「アンチエイジング医学」という名称で、アンチエイジングに取り組まれています。
アンチエイジング医学は、加齢による病気の発症率を減らし、健康寿命を延ばすことを目指しています。
そのため、見た目だけでなく、身体の内側から若々しさを保つこともアンチエイジングといえます。

アンチエイジングが唱えられる前までは「加齢による症状が現われたら治療する」という方法が一般的でした。
しかし現代では、科学技術の進歩によって「加齢による症状を表面化させない」方法が注目されています。

アンチエイジングは、食事・睡眠・スキンケア・運動など、日常生活を見直すだけでもできます。
次の項目では、病気を予防しながら見た目も若々しくする、アンチエイジングの方法をご紹介します。

アンチエイジング①食事

アンチエイジングができる食事とは、食事内容と順番、量を見直すことです。
それぞれ詳しくご紹介します。

抗酸化作用のある食品を取り入れる

抗酸化作用のある食品を取り入れると、アンチエイジングができます。
以下にて、抗酸化作用のある栄養素と食品をご紹介します。

・ビタミンC
 緑黄色野菜(ブロッコリー・トマト・パプリカ・にんじんなど)
 果実類(グレープフルーツ・レモン・キウイなど)

・ビタミンE
 植物油(ひまわり油・やし油・べに花油など)
 種実類(アーモンド・ピーナッツ・ごま)

・ポリフェノール
 コーヒー・紅茶・緑茶・ワインなど

・ミネラル
 海藻類(のり・わかめなど)
 魚介類(エビ・イワシなど)


・カロテノイド
 黄色・赤色の野菜と果物(トマト・パプリカ・にんじん・マンゴー・パパイヤなど)


老化の要因のひとつに、活性酸素による細胞の酸化があります。

活性酸素には免疫機能の役割がありますが、過剰に増えると正常な細胞を傷つけ、老化を加速することがわかっています。
活性酸素が増える要因には、加齢、ストレス、多量の飲酒、タバコ、紫外線、激しい運動などがあります。

そこで注目されているのが、抗酸化作用のある栄養素が含まれた食品なのです。

食事の順番

食事は血糖値を急激に上昇させないような順番で食べると、アンチエイジングができます。
以下の順番で食事をとりましょう。

  • 野菜やきのこ類などの食物繊維
  • 肉・魚・大豆などのたんぱく質
  • ごはん・パン・麺類などの炭水化物

血糖値とは血液に含まれるブドウ糖の値のことで、脳や体を動かすエネルギー源です。
重要な役割をもつ血糖値ですが、急激に上昇すると血管に大きな負担がかかり、病気の要因となります。

さらに、血糖値が常に高い人は、実年齢よりも老けて見えやすいといわれています。
ごはん・パン・麺類などの炭水化物は、血糖値が急激に上昇しやすいため、食事の後半で食べるとよです。

食べ過ぎない

不必要に食事を摂り過ぎると、身体の負担が強くなることや、肥満にも繋がります。
適切な食事量は、1日の活動量によって異なりますが、現在肥満傾向であるのなら食べ過ぎといえるでしょう。

また、一度の食事で食べ過ぎないよう「腹八分目」を意識することも大切です。

アンチエイジング②睡眠とストレス管理

質の高い睡眠をとること、ストレスをためこまないことも、アンチエイジングにおいて重要です。
質の高い睡眠とは、朝起きた時にしっかり疲れがとれている状態のことをいいます。

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、細胞を生まれ変わらせるターンオーバーの役割を担っています。
また、睡眠不足はさまざまな病気の要因となりますので、十分な睡眠時間を確保することが大切です。

さらに、過剰なストレスは、老化の要因となる活性酸素が増えやすくなります。
ストレスを管理する方法には、質の高い睡眠をとることや、リラックス・リフレッシュできる時間をつくることが挙げられます。

質の高い睡眠を得るには、ゆっくりお風呂に浸かる、寝る前に照明を落とす、ベッドでスマホを触らないなどが挙げられます。

アンチエイジング③スキンケア

アンチエイジングは、紫外線対策・保湿・血行をよくするといった日々のスキンケアも大切です。

紫外線対策をする

日差しに含まれる紫外線は、見た目年齢に大きく影響するシワ・たるみ・シミの要因となりますので対策が必要です。
紫外線対策は日焼け止めをぬる、帽子をかぶる、日傘をさすといった方法が挙げられます。

紫外線の一種であるUV-A波は、肌の真皮層まで到達し、コラーゲンを壊すので、肌の弾力やハリがなくなり、シワやたるみができる要因となります。

また、紫外線を浴び続けると、肌を守るためにメラニン色素が生成されて日焼けになりますが、このメラニン色素が留まり続けることでシミになります。
通常であれば、メラニン色素は肌のターンオーバーで排出されるのですが、加齢や長時間日差しを浴びることによってターンオーバーが乱れやすく、上手く排出されなくなるのです。

なお、紫外線は1年中降り注いでいるため、季節に関係なく紫外線対策をすることが重要です。

保湿をする

肌の保湿は、水分量を保ちみずみずしい肌になるだけでなく、皮膚のバリア機能を維持するためにも重要です。
皮膚が乾燥すると肌のバリア機能が崩れやすくなり、肌トラブルの要因にもなります。

保湿をするときのポイントは、肌を強く擦ったり、押さえすぎたりしないこと。
手のひらでやさしく包み込むように肌を保湿をしましょう。

血行をよくする

顔の血行が悪くなると、老廃物が顔にたまりやすくなりますので、顔がくすんで見えることやクマが目立ちやすくなることがあります。
また、血液に含まれる栄養素が肌に十分行き届かず、ターンオーバーの乱れを引き起こすことも。

顔の血行をよくする方法は、顔のマッサージや、ゆっくりお風呂に浸かることが効果的です。
顔のマッサージをする時は、目のまわりから頬、顎、おでこの生え際からこめかみ、耳の下から鎖骨までやさしく触れるようにしましょう。

顔の血行をよくすることで、若々しい顔になり、肌のターンオーバーの乱れを整えられる効果が期待できます。

アンチエイジング④ストレッチと運動

体を動かすストレッチと運動も、アンチエイジングにおいてとても重要です。

ストレッチ

ストレッチは体の柔軟性を高めますので、筋肉のコリによって滞っていた老廃物が排出されやすくなります。
特にデスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢で長時間過ごす方は、筋肉の固まりによる肩コリや腰痛などに悩むケースが多くあります。
さらに、筋肉のコリが強いと姿勢が悪くなりやすいため、実年齢よりも老けてみえやすいです。

長時間同じ姿勢でいる場合は、肩をまわす、首をほぐすなどのストレッチをこまめに取り入れましょう。
また、全身が温まっていると体がほぐれやすいため、入浴後のストレッチもおすすめです。

運動

運動は筋肉の低下を予防でき、代謝がアップしますので、細胞のターンオーバーを整える効果が期待できます。
筋肉も代謝も年齢とともに衰えていくものであり、運動をしないと病気のリスクが高まりますし、筋肉のないたるんだ身体は老けて見えがちです。

アンチエイジングできる運動は、ウォーキングやサイクリング、水泳などの有酸素運動、筋肉をつける筋トレも効果的です。
運動をすることで、若々しい引き締まったボディラインを維持できます。

アンチエイジングでいつまでも若々しく過ごそう

アンチエイジングとは老化を抑えることを意味し、日常生活でも簡単に取り入れられます。
この記事で紹介した、食事・睡眠・スキンケア・運動のアンチエイジングをご参考に、できることから取り入れていきましょう。

アンチエイジングをすることで、身体の内側から美しくなります。
見た目年齢が若くなることはもちろん、病気やケガも予防できますので、健康に過ごせるでしょう。

アンチエイジングにおすすめの女性専用フィットネスジム

毎日”新鮮野菜”がもらえる女性専用フィットネスジム『やさしいジム』

当ジムでゆっくり体を伸ばして固まった筋肉をほぐしてデトックスし、アンチエイジング効果を高め、いつまでも若々しく過ごしましょう。

2024年7月6日(土)、東京都世田谷区深沢に毎日”新鮮野菜”がもらえる女性専用フィットネスジム『やさしいジム』がオープンしました!

「やさしいジム」は、フィットネスを通じて「お母さんにいつまでも元気で笑顔でいてほしい」という想いから、 運動習慣がなく、ジムに抵抗のある女性にも気軽に通って頂けるよう、当ジムの会員は、1日30分の運動の後、 フロントのカウンターに陳列してある新鮮野菜・果物を専用の紙袋に入れて、毎日、お持ち帰りいただけます。

「やさしいジム」では、その日の会員の体調に合わせて、以下の3つの運動メニューをご提案しています。

【毎日選べる3種類の運動メニュー】

・ちょいトレコース (10分間) 
・ふつトレコース  (20分間) 
・本気トレコース  (30分間)


体調に波があり、30分間の運動が難しい場合でも予約不要で、その日の気分で気軽に運動をしていただくことが出来ます。

専門知識を有したプロフェッショナルなスタッフが常駐し、トレーニングを優しくサポートするため、機械の使い方が分からない、運動が続くか不安、痛みがあって不安などの悩みも解消します。

体重増加、お腹まわり、肩こり、体型変化、二の腕、腰、ひざ、体力低下など女性の悩みを運動習慣を身につけることで解決のお手伝いをさせていただきます。

また毎日、お配りする規格外野菜の種類に応じて、ジムに常駐するスタッフが”晩ご飯のメニュー”のご提案いたしますので、 お母さんの悩みの種である”晩御飯のメニュー選び”から解放されます。

2人世帯の野菜・果物の食費は、月平均12,000円の支出になります。
やさしいジムで運動習慣を付けて、12,000円の食費をマイナスにしませんか?


『やさしいジム』の特徴を以下にまとめました。

  • お母さんの運動習慣が自然に身に付く”がコンセプトのジム
  • 毎日選べる3種類の運動メニューで無理なく通える!
  • 東京都中央卸売市場より直送した国産野菜(規格外野菜・果物)を毎日、約500円分もらえる
  • スタッフ常駐で優しくサポート!女性専用に設計された油圧マシンでトレーニングで安心・安全
  • 体重増加、お腹まわり、肩こり、体型変化、二の腕、腰、ひざ、体力低下など女性の悩みを運動習慣を身につけることで解決!
  • 旬のおいしい規格外野菜を使ったレシピをご提案晩御飯のおかずメニューに迷わない
  • 同居のご家族も野菜の摂取量がアップ!お母さんの健康だけでなく、家族にも”健康”を還元◎

【医師監修】アンチエイジングとは?老けて見えない若々しさを保つ方法 まとめ

  • アンチエイジング(anti-aging)とは老化を抑えることで、日本語で抵抗を意味するanti、老化・加齢を意味するagingが組み合わさった言葉
  • アンチエイジングができる食事とは、食事内容と順番、量を見直すこと
  • 質の高い睡眠をとること、ストレスをためこまないことも、アンチエイジングにおいて重要
  • アンチエイジングは、紫外線対策・保湿・血行をよくするといった日々のスキンケアも大切
  • 体を動かすストレッチと運動も、アンチエイジングにおいてとても重要

この記事の監修ドクター
Alohaさおり自由が丘クリニック 院長
藤堂紗織 医師

Alohaさおり自由が丘クリニック院長。家族みんなの笑顔を守るドクター。数多くの記事監修や幅広い医療分野で活躍中。

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本美容皮膚科学会会員
  • 日本透析医学会会員
  • 日本腎臓学会会員
  • 点滴療法研究会会員

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